ワクチンを打つ
先日、ようやくワクチン2回目を打った。
1回目についてはせいぜいインフルワクチン程度の筋肉痛のみであった。
2回目は打った夜あたりに筋肉痛から始まり、翌日は風邪のひきはじめの背中〜肩の悪寒、倦怠感があった。
ビビリなもので、もらったカロナールを定時内服し仕事には差し支えはなかった。
その夜はカロナールの効果も切れ、どうにもだるい感じなので早々に就寝。
翌朝、目が覚めると長時間寝たこともあったのか異常なスッキリ感もあり、大変爽やかな目覚めであった。
プチ仙豆体験である。
学生時代にアフリカに行く際に必要なワクチンをいくつか打ったのだが、ワクチンが好きだ。
なんか強くなった感じがして。
イメージ的にはFF8のジャンクションシステム(完全に個人的なイメージで誰とも共有できない)。
コロナワクチンについてはわからないことも多いけど、データは確実にあるし打つに越したことないね。
何よりも精神衛生上良い。
GW中に旅行しまくる人々や埒のあかない緊急事態宣言を漫然とする政府を見ててもストレスが減った。
そんなこんなで今度は打つ側へ。
院内の若い順に選抜され、ソルジャー感がすごい。
マスクつけっぱなしで頬のデキモノが消えないのでさっさとみんな打ちましょう。
USMLE沼にハマり課金をする
私は英語が苦手だ。
小学校低学年の頃に通っていた英会話教室で「six」を意味もわからず卑猥なワードで発言してしまったことを年上の子達、先生にいじられたのがトラウマになっていることが根底にある(みんなは悪気なかったけどピュアピュアボーイだった私は大変傷ついた)。
その後、一年程度通って遊ぶ時間欲しさに英会話はやめてしまったが、以来ずっと苦手感を感じていた。
学業成績的な英語は大学入るまではそれなりであったので困ったことはなかったが、本当に困るのは卒後である。
学生時代にも米国大学病院へ1ヶ月留学したが、半年くらい付け焼き刃の英会話教室通ったけどそりゃまぁ無理ですよ。
とにかくこれからは英語を「運用する」能力がないと戦えない。
なんとかしなきゃな〜、と思いつつ卒後は初期研修の忙しさ、楽しさにかまけ何もせず。
意識の高いおともだちならもう相当にやっているはずだ。
結局、アラサーになっても高卒英語で粘ってきた純ジャパも純ジャパの英語力であった。
後期研修に入り2年目の秋、他科の先輩からUSMLE受験を一緒にしないかと誘われた(USMLEの詳細については割愛する)。
その先輩は将来研究留学で渡米した際に、臨床フェローへの道を狙っているようである。
それがきっかけになり、特に医局内での責任もあまりなく専門医まで時間あるし英語の勉強にもなるかな位の気持ちで受けることにした。
今思うとずいぶん軽い気持ちで沼へ飛び込んだものだ。
受験記は長くなるので、時間は飛んでそこから1年と少し経つがUSMLE step1, 2CKはなんとかpassしている。
相応の英語力が身につくかと思いきや、これらの試験は聞く、話すは全く関わってこないので未だに驚くほど話せない(当たり前だけど)。
USMLE sep2CSは2021年4月現在、完全に終了とされているが、今後それに代替するものが出てくると予想されている。
そして7年以内にコンプリートしないとせっかくの課金がパァになってしまう。
人間恐ろしいものでここまで来てしまうと「臨床留学したい」と欲望が出てしまう。
この状況を打破するためにたどり着いたのが、某先生オススメのNCC総合英語学院である。
HPが2000年代初頭の香りを放つ、一見中々に怪しいものであるが、内容の本気度は凄まじい。
さてどんなもんかととりあえず飛び込んだのがつい先日。
これから通うので報告はしばし待たれよ。